横浜環状北西線シールド2件を公告/横浜青葉行、港北行/横浜市と首都高【2】
横浜市と首都高速道路会社は4日、高速横浜環状北西線シールドトンネル工事を横浜青葉行と港北行に分け、それぞれ一般競争入札を公告した。ともにWTO(世界貿易機関)対象工事となる。このうち同トンネル(港北行)工事は、首都高速道路が2015年1月5日まで申請書と技術提案書を持参により受け付ける。技術提案交渉方式を試行、最終技術提案書の提出期限は同2月12日とし、同3月17日に入札する。市が発注する横浜青葉行は12月4日まで参加申請を受け付け、同9日に参加資格確認結果を通知。入札期間は15年3月12日から同16日まで。同23日に開札する。同市初の高度技術提案型総合評価落札方式を採用する。
港北行の参加資格は、首都高速道路会社の土木工事の経営事項評価点1200点以上の単体か、これを代表者とし、同1150点以上を構成員とした2、3社のJV。実績要件は、単体とJV代表者が1999年度以降に元請けとして完工したシールド外径9m以上の密閉型シールドトンネル工事、代表者以外のJV構成員は同じく外径6m以上の密閉型シールドトンネル工事。
概要は、シールドトンネル(港北行)長さ3890m、Uターン路1カ所の実施設計と施工。
横浜青葉行となる市発注工事の参加資格は4-6社で構成するJV。代表者は土木一式の総合評定値が1250点以上、構成員は第2位が同1150点以上、第3位と第4-第6位は同900点以上。99年度以降に代表者が外径9000mm以上、第2位は同6000mm以上の密閉型シールド工事、第3位と第4-6位は密閉型シールド工事の元請施工実績があることなど。
概要はシールド工(延長3890m、外径12.4m)、床版工(延長3890m、幅8.35m)、Uターン路1カ所(延長6.35m、内空断面積42㎡)。
ともに工期は19年3月18日まで。工事場所は横浜市緑区北八朔町~都筑区東方町。
注釈:「横浜環状北西線シールド2件を公告/横浜青葉行、港北行/横浜市と首都高」―建設通信新聞、[ 2014-11-05 4面 面名:4面]